使えるの?使えないの?
こんばんわ。阿部柊太朗です。
このような空気入れ、見たことありませんか?
僕は大学への通学途中の自転車屋さんの屋外に設置してあるのでよく使います。
先日、朝早く出かけて使おうと自転車を止めたら
「兄ちゃん、空気入れかい?まだ電源入ってないよ。」
と自転車屋のおじさんに言われました。
さて問題です。
僕は今、この空気入れで空気を入れることが出来るのでしょうか?
答えはNOです。
使えませんでした。
もし使えるようになるならおじさんは
「今から電源入れるからちょっと待ってな」
と言うでしょう。
しかしそう言わないということは何らかの理由で電源をこの時間は入れられないのだと考えるのが自然です。
もし〇〇ならと考えるのは読解や読みの基本
続けてもう一例行きます。
早押しクイズってやったことありますか?
「Q.世界三大料理と言えば、フランス料理、中華料理と、あと一つは何でしょう?」
という問題があったとします。
答えは言わずもがなトルコ料理ですが、早押しクイザーの方は
「Q.世界三大りょ...」で押すらしいです。
まず原則として、クイズの答えは一つであるということ。
そして、早押しクイズのために作られた問題であるという前提に基づいて問題文を推理するらしいです。
世界三大料理について問う問題であることは明白なので答えは3択なのですが、問題として出題されている以上、トルコ料理が答えになると推察するようです。
さて、ではここから皆さんに問題です。
Q.実際には蒸して売られるが...
問題文の途中ですが、ここから先の問題文を推理して答えを考えてみてください。
なお、当問題は
より問題を引用させていただいております。
それでは正解の文章を発表します。
Q. 実際には蒸して売られるが、漢字では焼いて売ると書く食べ物はなんでしょう?
ということで正解は焼売でした。
この問題の推理ポイントは
「実際には蒸して売られるが」と表記している点です。
もし答えがその他の蒸し料理なら...
売られるではなく、作られると表記されるはずですね。
売られるという表現が使われていることには必ず意味があるはずです。
そこを軸にしていかに推理していくかというのが早押しクイズの醍醐味だそうです。
もし〇〇ならと考えるのは読解や読みの基本
麻雀に話を移します。
麻雀の鳴き読みのコツを書いていくblogより画像引用
対面はドラのをポンをチーして打という局面。
通りそうな牌はなんでしょうか?
まず役はなんでしょう?
が見えているので、暗刻やバックでない限りおおよそがタンヤオでしょう。
もしが当たるとしたら?
というくっつきの形から安全牌としてを残してを切っていることになるので不自然です。
これはチー出しが安全牌なら食い伸ばしが否定しやすいという読みの基本ですね。
これらの基礎にあるのはもし〇〇ならという思考です。
全ての読みは、もしに基づく
あなたがやんわりと止めた牌、もし当たるとしたら...を考えてみたら通せる理由が見つかるかもしれません。