やじ研から切り取る強者の名言 @6/9スリアロチャンネル放送枠
こんばんわ。阿部柊太朗です。
6/9(土) にスリアロチャンネルにて放送されたやじ研より、ためになったと思ったシーンを3つ抜粋してお送りしたいと思います。
以下、大変失礼ではありますが敬称略で失礼します。
実況/解説は
杉村えみ
木原浩一
江崎文郎
でお送りしています。
①1本目 対局者 矢島-鈴木-浅井-坂本
19:45頃~
北家の坂本がドラのが浮いた状態の一向聴で1枚切れのを引いて打としたシーン。
江崎「(打としたのは)ドラが打ち切れないという判断でしょうか」
木原「誰に対してですか?」
木原「特定の誰かに対して切りにくいと判断しているのなら意図は理解できる。しかし、もし漠然と止めているのだとしたら、ものすごいロスになる事が多い。」
終盤でドラだから切らないというのは、打牌の根拠として弱い上に、加点機会の損失に繋がるということです。
坂本「浅井が聴牌だと考えていて、七対子の可能性を消しきれなかったので切らなかった。」
坂本は特定の誰かに対して切りたくないという思考があったのですね。
その牌は誰の何を警戒して止めたのか?というのをしっかりと説明できないと止める意味がないということです。
誰の何に対して、どこが打ちにくいという判断ですか?
ドラのは見えていますし、全件のリーチに対応できるブロックも持っています。
こうしてとれたかもしれない聴牌を逃して、失点を重ねていくのですか?
②引き続き1本目 対局者 矢島-鈴木-浅井-坂本
48:50頃~
浅井「対子落としのを空切る方がいいか?ツモ切る方がいいか?」
鈴木たろう「空切りとツモ切りの優劣は微妙なところで判断が難しいが、を空切った方が他家には強く見えるし、ツモ切る方が弱く見える。それを理解したうえで意思を反映させて打つ事が大事。一番ダメなのは考えずに切ること。」
大切なのは何を切るかではなく、なぜ切るかということ。
浅井は数巡後にたろうから出たをチーして形式聴牌を取らなかった。
浅井「鈴木と矢島が形式聴牌っぽい鳴きをしてきたので、リーチでぶつけてやりたかった。も既に5枚見えてはいるが、まだ山に残っていそうと判断した」
大切なのは何を選択するかではなく、なぜ選択したかということですね。
③3本目 対局者 矢島-鈴木-浅井-黒崎
1:47:00頃~
黒崎「ここで2枚切れの打としてしまったが、1枚切れの打の方がよかった。」
矢島「そうですね。難しい何切るは勝敗に直結することが少ないが、こういう何を残す、何を切っておくというのは勝敗に直結するので気を付けた方がいい。」
鈴木たろう「麻雀はこういう小さい選択の積み重ね。こういう小さいミスが多い人は、どこかで大きいミスもする。小さい選択を間違えないようにという気持ちが、大きなミスの予防線になる。」
既に和了に必要な5ブロック////は足りている。
そしてとには明確に安全度の差がある。
自分にとっては価値が低く、他家には価値の高そうな牌を残すことは罪。
こういうミスは勝敗に直結しやすい。
と、言うわけで3つご紹介しました。
家でゴロゴロしながら麻雀の勉強ができる素晴らしい時代になったもんです。
やじ研、月一くらいで定期放送してくれないかなぁ。