天鳳特南日記⑫
こんばんわ。阿部柊太朗です。
平日恒例21時の牌譜検討。
お願いします。
〇東1局
そこそこの配牌。
赤にくっついてリーチが打てたらいいなぁくらいの手。
ツモ。刹那、電撃走る。
「やぁどうも」
「あ、あなたはタンピン王子!」
「僕が来たからにはもう大丈夫。この手はしっかりと仕上げるよ」
てな感じで、打ってるときはこんなこと考えている。
良い部分を固定して悪い部分は厚く持つ。
上記のように両面は固定して愚形にはフォローを持たせる理論の応用。
との情報があるわけではないが、この巡目で誰もソウズを切っていないのはさすがに気になる。
2つを比較してを比較愚形認定。
を先切りすることでの和了率を上げるという考えもあるが麻雀の基本はツモ。
実際はは残り3枚 、は残り4枚だった。
1枚差だが、思考に誤差があったことは事実。
誤差の要因を挙げるなら
①既にが1枚見え
②両脇のが早い
ことを考慮に入れなかったこと。
見え枚数とをそれぞれ持っていると考えれば、選べた選択かもしれない。
仮にもも差がないと考えるのならば、外に寄る待ちになるを固定する方がいい。
「ごめんね...役割を果たせなくて....」
「いいんです。今後ともよろしくお願いします。」
てなことを考えながらうっている。マジで。
〇東2局
「お呼びかね?」
「満貫大臣!どうせ愚形の3900だったので...」
「うむ。この手ならワシの出番じゃのう。よくぞ呼んでくれた。いざ決戦!」
両面ならもちろんスルー
どうせすぐ変えたいが、瞬間の単騎待ちは見え枚数で選ぶ。
親がを持っているかもしれないのも理由の一つ。
「グハッ....無念...」
「安らかに眠ってください」
もういい加減このパターン飽きたな。
〇東2局
西家の河が若干濃いが、先制0枚見えなら当然のリーチ。
1000回来たら、1000回リーチする。
大事なのは仮に最悪の結果を迎えても後悔しないこと。
この形なら裏ドラも乗りやすい。
これで裏ドラが乗らない人は麻雀に向いてない。
〇東3局
この巡目なら、さすがに打で好形変化を見る方がよかった。
カンと心中する手順は極力減らしたい。
願わくばの登場を期待したい
ツモにより形で打としたが、ここでこう構えるなら2巡目のは持っておくべき。
まぁしかしこっちが埋まれば勝ち確。
結果は同じになるが、過程が微妙。
牌譜機能の優れている点は、結果的に上手くいった局を客観的に見返して反省できること。
〇東4局
ツモで阿部レーダーに反応アリ。
こいつは....ホンイツじゃないか!!
向聴数の変わらない鳴き。
しかし現状の受け入れが狭すぎるので、この点棒状況で鳴いても5200ならば。
口酸っぱく愚形は見え枚数と言っているが、1枚差なら...とやんわりと端待ちに受けた。
はさすがに場に放たれる率が違うだけに...。
リーチの一発目にを引いて一時撤退....。
押せんよなぁ...。
ぐぬぬ...。
〇南1局
オタ風から元気よく発進。
ホンイツとトイトイの天秤。
すぐにが鳴けて聴牌。
を切れば、瞬間の上がりも拾えるしツモでトイトイに変化する。
しかし、この局のテーマは和了ではない。
の枚数は6枚に対して、のくっつきの枚数は11枚。
倍以上の受け入れがあるなら、ホンイツが優勢。
受け入れを7枚増やすチー。
これはかなり微妙。
一回のツモ抽選を拒否してまで手牌を短くする価値があるのか?
なんか最終的にはめちゃくちゃ上手いこといった。
ついてんな。
〇南1局1本場
価値がねぇなぁと2色の混一の天秤にかけるが、どうやらこの男は三色という役があることを知らないらしい。
配信でやったら三色おじさんに怒られるやつ。
ツモで一気通貫が見えた。
気にせず打としたが、字牌を1枚切った方が良かった。
思考が固まりすぎて手牌の変化に柔軟に対応できていない。
一通おじさんに(以下略
「ついてんな」
〇南3局
局のテーマをしっかり認識すること。
対面の親を流せばトップは固い。
全力で1000点をあがりにいく。
これで実質トップ。
〇南4局
麻雀は4人ゲーム。基本は自分の手だが、相手の立場になって考えることも大事。
このリーチを他家の視点から見てみよう。
・視点⑴ 3着目の親から見た場合
対面のラス目とは3900点差。
南家がリーチしたことで、終局時ノーテンでもまくられることはない。
中筋のや比較的通りそうな牌は押しそうだが、追っかけリーチを悠々と打てる局面ではない。
・視点⑵ 2着目の子供から見た場合
対面のトップ目とは、リーチ棒が出たものの跳満を直撃しても点差は変わらない。
一方で、倍満を放縦しても着順は変わらないので、親にまくられる可能性があるなら真っすぐ手を進める。
・視点⑶ラス目の子供から見た場合
トップ目が倍満をツモらない限り、自分が和了する以外にはラス回避の道はない。
もしかしたら親が放縦してくれるかもしれないが...。
もはや撤退の道はない。
突き進むのみ。
と、言うことで冒頭の局面。
一番押し返されたくない親が、唯一押し返しにくいリーチならば...
この言葉、あんまり好きではないが「鉄リー」だろう。
トップ取った時だけ記事長くね?