天鳳特南日記⑬
こんばんわ。阿部柊太朗です。
よろしくお願いします。
〇東1局
2副露の濃い河に挟まれるが...。
副露のMAXの放縦打点を想定する。
高いケースを想定する方が難しいなら打点で勝負。
8000点を上がり逃すことに比べれば、2900~3900程度の放銃など通行料。
「君たち何点の仕掛けだね?」
と成金全開の舐め舐めプッシュをぶちかましていく予定。
ふっひっひ。
〇東2局
ターツは足りたが、この巡目のこの手なら余剰牌は安全度<打点で選ぶ。
ドラ引け~。
タンヤオ赤1でフルスイングしたいところだが、ポンテンの両面はしっかり取る。
他家の潜在的な勝負手を潰すことも見えない加点。
今回は親の8000オールを封殺。
〇東3局
配牌でぼんやりと123の三色が見えるが、三色になる時は愚形が残りそう。
門前ツモという役も忘れてはいけない。
日本プロ麻雀連盟の滝沢プロの著書に同団体の佐々木プロに関する記述でこのようなものがあった。
山読みを制する者は麻雀を制す (日本プロ麻雀連盟BOOKS)
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佐々木寿人プロはなんでもツモるイメージが強いと思うんですよね。
そんなリーチもツモるのみたいな。
でもそれはあくまでイメージで、実際は人よりも多くリーチを打ってツモ回数を多く受けているだけです。
自分がツモりやすい状況を自分で作っているんです。
両面以上のリーチを打つことが基本フォーム。
ツモれる状況を作りに行くことが大事。
しかもこの形なら4種7枚のドラ()をすべて吸収できる。
手役を追うときは牌効率に無理のない範囲で。
〇東4局
海底でを切れば聴牌。
海底での放銃はきついので、放縦率は低いかもしれないが点棒状況を重視して降りる。
ところがどっこいよく見なさいな、親の切り出しを。
→の切り巡ならクリミスでない限り、手牌の構成は門前リーチ主体のタンピン系進行だと基本的には予想できる。
を対子でもっているケースは相当低いと考えていい。
もし配牌がだとしたら→という切り巡にならないだろう。
実戦では違和感のある手出しとして認識していたが、終盤で抜け落ちてしまった。
使えない、覚えていないのなら読めてないのと一緒。
こうしてトップ目からじりじり点棒を減らしていくせいでトップ率が低いのかもしれない。
〇東4局1本場
ドラドラでターツは足りているので、動けるようにの重なりを見ようかと思ったが、残り2枚ののためにロスする他の2枚の一向聴への受け入れが痛いと判断。
GE・KI・TU・U☆
切ってもよかったのか?
〇東4局2本場
親が役牌→37牌→ターツ落とし→対子落とし。
「まもなく行きますよ」という宣言が発せられている。
目の前で銃を突き付けられている気分。
1秒でも早く聴牌したいが、いつリーチといわれてもおかしくないので先に切る。
残しても鳴きにくいが残るだけ。
決して赤の出ていく聴牌が不服だからではない。
親が続けてを手出し。
これで
①よりも安全度の高い牌()と入れ変えた
②完全一向聴
のほぼどちらかと読んでほぼ間違いない。
は2枚目のを切った時に引いてきた牌だろう。
全くをもって想定通りであった。
次に出てきた牌は安全牌でない限りほぼ確実に手牌の関連牌と読めるので、ここまで特徴的な手出しがあれば、注目した方がいいかもしれない。
もっとやばい人がいたが宣言牌を捉えた。
〇南1局
「ペンと心中するつもりですか?引いた時のピンズ2ブロック構想をロスしますよ?」
「たまに出てきてまともなこと言うよね。でもこれは親から立直が来そうでちょっとスリムに受けたんだよね。」
「字牌を1枚切ったところで、親から立直が来ても対応できる牌はたくさんあります。表ドラのが見えた今、この世界で一番ドラをもっているのはあなたなのですから、トップ目とはいえもっと強気に構えましょう。」
「ざまぁねぇな」
「裏目った時だけ辛辣だよね」
〇南4局
大きく点棒が動くことなく終了。
東1局の成金満貫のリードを守りながら上手く局を回せたのが良かった。