ブログマガジン杯決勝
こんばんわ。阿部柊太朗です。
(木原浩一ブログマガジンより引用)
先日行われたブログマガジン杯決勝の話をしたいと思います。
「は?ブロマガ杯?なにそれ?てか本郷奏多かっこよくね?」
みたいなおてんばギャルもいると思うので簡単にルールだけ説明します。
出場者等は上記してありますので、そちらをご覧下さい。
・2勝戦...最初に2勝した人が優勝
・25000点待ち
・トビあり
・喰いタンあり
・後付けあり
・一発、裏ドラあり
・赤牌あり
・テレビなし
・ラジオなし
・車もそれほどなし
・お巡り毎日ぐーるぐる
要は、普段の段位戦のルールで2トップを取ればいいわけです。
その代わり1回勝つと2回目は周りに厳しく打たれますよってことですね。
例の通り大変恐縮ですが、以下敬称略で失礼します。
◆1回戦
〇東4局
対面のシンプルなワキガのリーチに対して、1人ノーテンで流局したシーン。
これは特上卓でのデータなのだが
黄色の部分を見てもらうと分かる通り、僕は終局時聴牌率が低いので聴牌料収支がマイナス。
なので、こういう状況には人より慣れている。
慣れるな、修正しろという意見はさておいて。
これを見て「今日は勝てねぇ」と思った。
なぜか?
もう一度全員の手牌と河を見て欲しい。
まずは親のsandiris(サンドアイリス)
役ホンイツ7700の単騎を聴牌しているところから、前巡に当たり牌のを引いて受け変えている。
sandiris視点で。
「は?ツモ番1回だからから当たり前じゃね?」
確かに。
いやだがしかしでもしかし。
このルールってトップ以外意味が無いんすよ。
ワンチャンスだけど2pも通ってないんすよ。
8600点しか持ってないんすよ?
冷静の国家から来た賢者の刺客か。
こちらは最終手番のたがやす(耕す)。
かどっちを切るかという判断。
が通ってるのでを切りたくなるところだが、ちょっと待たれよ安直思考なお兄さん。
が4枚見えてるじゃないか。
それに加えてこのルールは赤が入ってるのだから...
「数えたら分かるから当たり前じゃね?」
君は愚者の権化か。
天鳳って持ち時間10秒しかないんすよ。
カウンティングを日頃から怠ってない証拠。
たがやすの前世は交通量調査のバイトリーダー。
〇南2局
シンプルなワキガ(Simple underarm odor)の手牌より。
もう終盤だが、もも通っていない。
どっちを切ろうか?
僕はを切ります。だっては光ってるから。
実際の画面はこう。
当たり牌が光る仕様なんて十段でも付いてないはず。
これはもう対々和という役を知らないか不正かのどちらかでは?
木原/zeRo「とには危険度で若干差がある。を切っている分、はカンやシャンポンには当たりにくい」
なるほど、確かに。
加えて2枚あるのも大きいか。を切ったら次もまた何かを選ばなくてはならない。
結局放銃を回避した上に1500点をかっさらっていきました。
強すぎんか。
〇南2局1本場
ドラをポンして勝負手発進。
が鳴けて聴牌したが、この手は下家のsandirisからは飛んでしまうので上がれない。
しかし をカンしたらが乗った。
慌てて画面の前で指を折る。
「ダブ南、トイトイ、ドラが1234567...三倍満24000!!」
これでsandirisからが出たら一転トップ終了!
「そこそこ美人なんだけど...」という田舎臭さの拭えなかった女子大生がファッションに目覚めてモデルデビューしたシンデレラ感がある。
は依然として上がれないが、突如舞い込んだEND抽選に思わず歓喜。
まぁそんな事は起こることもなく1500点しかもらえませんでしたとさ。
〇南4局
シンプルにワキガがツモって終わり。
これで2回戦以降、シンワキはトップを取るとその時点で優勝。
◆2回戦
〇東1局
ドラドラの好配牌。
カンする?
ノンノン。は大事なくっつき候補でもある。
例えば...
そうそうこれこれ!
これでを切って一向聴と...
信じられないことが起こった。
牌譜検討委員会の調べに対し被疑者は
「光っていたので押さずにはいられなかった。衝動を抑えられなかった。」
と供述している
なんだかうまいこといってリーチしたが....
こんなクソ手順が成就するほど甘い世界ではない。
〇東3局
2枚目のが上家からポロリ。
点棒がない。
思考よりも先に体が反射的に右クリックを押す。
「でもこれって1本目にトップを取っているシンワキの親番なんですよと」
「軽く1000点上がる選択肢もあったんじゃないかなと」
「高い上がりってケチャップみたいなもので出ないときは出ないけど、出るときはドバドバ出るんですよと」
分かる人にだけ伝わったらいいかなと。
と、言いつつ心が弱いのでリンクを貼ってしまいますよと。
このくだり必要なかったなと
〇南4局
sandirisがその後も順調に点棒を積みあげトップ。
これでシンワキとsandirisの2人は優勝に王手。
◆3回戦目
〇東1局
ドラドラのいい手牌。
を切って一向聴に取ろうか。
信じられないことが起こった。
「気が付いたら隣の牌が飛んでいった。まだ取り返しが効くかもしれないので後悔はしていない。」
zeRo「おお!ぱーけんに勝負手が入りました。しかしフリテン!どうしてこうなった。」
どうしてこうなった...
おかえり
〇東1局1本場
開幕に跳満をツモって迎えた親番でこの手牌。
この流れならばを引いてを一発でツモる
この6000オールのビジョンしか見えない。
ワキガよ...愚かな。
あちしに勝負手が入っているとも知らずに。
今に鉄拳制裁を加えてやるから震えて待ってな!
あぱーーーーーーーーーー。
APAAAAAAAAAAAAAAAA。
〇東3局2本場
和了に必要な5つのブロックが足りているので、ここはこうして...
そうそうこれこれ。
「ターツが足りているときは余剰牌は打点UPのタネを持つ」という戦略。
木原浩一ブログマガジンから学んだ。
え?あの2000点の一向聴を12000に仕上げることの出来るブロマガがあるのかって?
しかも1日たったの18円!?
〇東4局
さて、この点棒状況。
段位戦とは違い、自分で上がらないことにはトップは取れない。
そして両脇はすでに優勝に王手をかけている。
対面のたがやすさんは、脇に上がられるくらいなら僕に放銃したいはず。
この手ならば大事なのは先制リーチをかけることではないだろうか?
かといって一向聴MAXには受けず、好形変化の余地は残すが...
ここでを払って二向聴にするようなことはしない。
お祈り抽選モード。
僕がリーチ棒を出したことで満貫ツモが足りるようになった訳で...
あ....
っぶねー。
高めツモor裏1条件だった。
なんとかトップが取れた。
これでたがやす以外の3人はトップを取れば優勝。
◆4回戦
〇東1局1本場
ワキガのお兄さんが(ドラドラ)のカンチャン落としのヤバいリーチが入る。
既にリードを許しているのでこれ以上稼がせるわけにはいかん。
もう一人のライバルsandirisからも立直が入る。
君たちにおいそれと稼がせるわけにはいかねぇのだよ。
うれぴーまん。
〇南1局
親のワキガのお兄さんから早いリーチ。
愚形リーチのみカン、麻雀界のヒエラルキーにおいて最下層の聴牌。
zeRo「一旦を切ってダマり、安全牌を水増ししながら途中で降りる選択もありますね。」
否!
zeRoよ、優勝とはこうやって掴み取るのだよ!
ワキガ、ここで潰す!
うぉぉぉぉぉ!
すみませんでした。
〇南1局1本場
ワキガさんよ、またリーチか....。
しかし今度の俺っちは、紛うことなき本物だ。
先ほどの雪辱、果たさせてもらおう!
いざ!決戦!
すみませんでした。
そうして、ここから先のことは記憶がない...。
最終局の僕の親番はノーテンで終わり、終了。
第9回ブロマガ杯はシンプルなワキガの優勝で幕を閉じた。
ありがとうブロマガ杯。
おめでとうシンプルなワキガ。
また会う日まで...。
I will be bag。